大喜利ポエム #019 「美味・かれん・修得」

実際のところ、私はそうとうに煮詰まっているのだ。
あなたは私が1週間も何も書けないのを見かねて、実家にでも行って休まないと、どうにかなりそうだった。

メンタルヘルスのリハビリで温泉に毎日行くけれども、夕方には眠くなって困ってしまう。
もう決定的に体調が悪くて、口の中にはできものができて食事をとるのも一苦労だった。

高校の友人の子供は、双子だった。




美味

かれん

修得



孫のできた母親は、来週子宮ガン検診だ。
兄が失踪したのは冬になりかけの日曜日の夜だった。

横浜の山の上のアパート

を気に入って住みだした。犬をいづれ私も結婚するのかなあと思う。


起きたら頭がいたくて、舎人ライナーに乗りに行かなきゃで。
いろんなことがどうでもよくなって、いつもの静かな時に戻った。

兄を乗せたモノレールがゆっくりと通り過ぎていった。

お盆が過ぎたら高校野球が終わって、高校の同級生が死んで秋が来た。

兄との仲をこじらせたのはささいなきっかけで、

地下鉄の駅の長い道に風が吹いた。
私が屋上でビールを飲みながら、大きな雨がうねって台風になった。

たことのある景色を見たかった。
京都、ラオス、北九州、阿佐ヶ谷、


家を持とうと思ったのは、私に地面が必要だったから。
大家業における収益とは、人に環境を与え、彼らから時間を吸い取ること。

ストックとフロー、生産と消費をコントロールすることができるようになって、私の心はようやく安定するようになった。
私は不安定なものを積み重ね、その上に立つ支配者である。